オープン・断線箇所特定Spotting Open Circuits where Wires are Broken
電気製品で断線による故障が発生する場合があります。配線の周囲が不透明な樹脂などで覆われていると、どこで断線が発生しているか、外観検査だけで探すことは困難です。そのような場合、X線透過観察により、断線箇所を見つけることが可能です。
X線は金属ではよく吸収されますが、樹脂ではよく透過します。その透過率の差を可視化することで、外観検査では分からない内部の状態を非破壊で可視化できます。
不透明な樹脂で被覆されたケーブル(8本の金属配線)の写真(左)とX線透過像(中央・右)
[ 更新日:2025/04/24 ]
依頼に関するお問い合わせ