熱機械分析(TMA)Thermomechanical Analysis

熱機械分析(TMA)は、試料温度を変化させながら、圧縮・膨張、針入、引張などの非振動的荷重を加え、試料の寸法変化を測定できます。 線膨張率やガラス転移温度などの熱物性値を測定することが可能です。

原理

荷重発生部からプローブを介して試料に一定荷重を与えながら、ヒーターにて試料温度を変化させます。温度変化に応じて試料の熱膨張・熱収縮や軟化など、試料の変形が起こる。それに伴い変位量がプローブの位置変化量として変位検出部で計測され、TMA信号として出力されます。

原理

特徴

  • 測定モード : 圧縮・膨張、針入、引張
  • 試料形状 : 圧縮・膨張、針入;固体max Φ10mm×25mm(高さ)
          引張;フィルムmax 4mm (幅)×25mm(長さ)×1mm(厚み)
    ※試料形状についてはご相談ください。
  • 測定温度  : 室温~600℃
  • 昇温速度  : 1℃/min~40℃/min(通常5℃/min)
  • 荷重範囲  : ±5.8N

用途

  • 熱膨張、熱収縮測定(線膨張率測定)
  • ガラス転移温度測定
  • 軟化温度測定
プローブの種類

事例

ペット(PET)ボトルの熱分析

ペット(PET)ボトルの熱分析比較表

- : 測定不可

PETのTMA曲線

PETのTMA曲線

PETのDSC曲線

PETのDSC曲線

TMA曲線の外挿を読み取ったガラス転移温度は、DSC測定で求めたガラス転移温度と一致

PET : Polyethylene terephthalate
DSC : Differential Scanning Calorimetry
2通りの手法でガラス転移温度を求めることができます。試料により最適な測定手法をご提案します。

[ 更新日:2024/07/11 ]

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