エネルギー分散型微小部蛍光X線分析(ED-µXRF)Energy Dispersive Micro Focused X-ray Fluorescence Spectrometry
X線管から発生したX線を細く絞って試料(A3サイズまで対応可能)に照射し、試料を透過した透過X線や試料から発生した蛍光X線を検出することにより、元素マッピング機能を用いたスクリーニング分析、微小部の分析、めっき厚の測定や内部構造分析を行うことができます。
X線管から発生したX線を細く絞って試料(A3サイズまで対応可能)に照射し、試料を透過した透過X線や試料から発生した蛍光X線を検出することにより、元素マッピング機能を用いたスクリーニング分析、微小部の分析、めっき厚の測定や内部構造分析を行うことができます。
X線集光導管で集光させた強力なX線ビームをX-Yステージでスキャンさせながら試料に照射し、試料から発生した蛍光X線を検出することにより、鮮明な元素マッピング測定と微小部の分析を行います。
実装基板上のはんだ部とチップ抵抗部からPb(鉛)、基板部からBr(臭素)、コイル部からCr(クロム)が検出されました。
※透過像+元素像(赤)
実装基板上の微小変色箇所から、汚染元素としてCl(塩素)が検出されました。
蛍光X線分析によるAuめっき膜厚とNiめっき膜厚は、断面SEMの測長と、ほぼ同じになりました。
[ 更新日:2025/04/22 ]
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