プラスチック材料に含まれる酸化防止剤のLC/MSによる分析Analysis of Antioxidant in Plastics using LC/MS
プラスチック材料は電子機器・自動車部品など様々な分野で使用されており、これらの目的・用途に応じて様々な添加剤が配合されています。しかし、これらの添加剤が原因で思わぬトラブルを引き起こす場合があり、添加剤の種類や量を把握することは重要です。このような添加剤の分析にLC/MSは有効です。
プラスチック材料は電子機器・自動車部品など様々な分野で使用されており、これらの目的・用途に応じて様々な添加剤が配合されています。しかし、これらの添加剤が原因で思わぬトラブルを引き起こす場合があり、添加剤の種類や量を把握することは重要です。このような添加剤の分析にLC/MSは有効です。
プラスチック材料に用いられる添加剤は、GC/MSでは分析できない高分子量のものが複数混在しています。LC/MSでは、難揮発性で熱に弱い化合物でも分析ができることに加え、より高分子量の化合物に対しても有効です。

プラスチック材料より添加剤を抽出処理し、得られた抽出液をLC/MSで測定しました。精密質量とMS/MS測定により、添加剤の構造が明らかとなります。


検出を確認した各添加剤について、標準溶液を用いて、定量することができます。

標準溶液の選択イオンクロマトグラムのピーク面積より検量線を作成し定量に用います。
※定量には検出された成分の標準試薬が必要です。
【定量例】検量線から、抽出液中に含まれる添加剤濃度を定量
樹脂中の添加剤(フェノール系酸化防止剤E)濃度:120ppm
(抽出液中の濃度=610µg/Lから算出)
[ 更新日:2025/11/25 ]
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